会社員で副業をしている方が開業届を提出するのはいつ?提出のメリット/デメリット

身近なSEです。

今回の記事は2022/3/10に私自身が提出した開業届について、
①なぜ会社員でありながら開業届提出したのか、
②どういう人は開業届を提出した方が良いのか、
③開業届を提出するメリット、デメリットはあるのか、

について説明したいと思います。

目次

①なぜ会社員でありながら、開業届を提出したのか

考え方が色々あります。
そのほとんどが、「開業届を出す必要が無い」
そちらに傾くような内容が多く見て取れます。

会社員の副業は、年間利益20万円以下なら確定申告は不要
これが一番大きな理由です。
利益が20万円以下

ということは、200万円の売上、120万円の仕入、60万円の経費だったら
利益は20万円なので、微調整したら確定申告しなくても良くなりますよね。
しかし、経費というのは日頃からレシートを管理して、これを経費として計上する
と考えていないと、1年分の経費はこれほどの額にはなりません。
となると、開業届を出すか出さないかを考えている人にとっては、見える金額は売上と仕入だけ。

現実的に考えると、200万円の売上、120万円の仕入で利益が80万円出ていたとしたら
皆さんは確定申告をして税金を支払いますか?

そこから、経費として挙げられるものが何だろうって考えますよね!

私は、副業に対して実際にかかった経費のみを申告しています!!
学びに使ったもの、交流会、通信費、その辺りでかかった費用を明細書やレシート、
PayPayの支払い履歴に残っているものだけを申告しました。

そうすると、経費は50万、利益が30万でした。
利益20万円を超えたなら

じゃあ開業届しようか!

というのが開業届を提出した経緯になります。

経費には、自己啓発のコンサルを受けたり、リベ大の人との交流、レンタルサーバ代や副業専用のパソコンなどが入っています。
ちゃんと申請しても良いかどうかを調べながら経費に加えていきました。

交通費、通信費、接待交際費、雑費、消耗品費、期末在庫など

経費を増やして利益を抑えることも出来るかもしれませんが、
私は「パソコンやスマホの困ったを解決します!!」というお助けマンです。
堂々と胸を張って活動がしたいので、ごまかしません。
税金払う必要があれば払うので、いくら払えばいいですか?というスタンスです。

私と同じように開業届を出すという方は、「青色申告承認申請」も一緒に提出しましょう!
複式簿記で提出しないといけなくなりますが、節税効果が大きくなる申請です。
たぶん、会計ソフトも使わないと申請が難しいのかな?
私は今年、白色確定申告だったので、青色申告はまだ分かりません。
ただ、開業届と一緒に提出したので、来年の私は「青色申告」を知っています!
「青色申告承認申請」を行っても難しいなって思ったら白色確定申告のまま申請しても良いそうです。
なので、「青色申告承認申請」は、とりあえず出しておきましょう。

②どういう人は開業届を提出した方が良いのか

開業届を提出するかしないかは、人によって異なります。
良く読んでから判断して頂くようにお願いいたします。

  • 3章に挙げるメリット・デメリットを許容出来る方
  • 開業届を出して、自分のやる気に火をつけたい方
  • 会社員ではない方
  • 青色確定申告を行って節税したい方

もしも

  • 会社員で利益を20万円以上にはしない、拡大していかない
  • 会社から解雇の可能性がある

という方であれば、開業届は出さない方が良いと思います。

開業届を提出するメリット、デメリットはあるのか、

会社員の副業は雑所得になりますが、開業届を行うことで、事業所得や不動産所得が選択できます。
ただし、事業所得の場合は、事業的規模で継続的な取引があるか、など事業の条件を満たす必要があります。

開業届を提出するメリット、デメリットを説明していきます。

開業届のメリット開業届のデメリット
・青色申告特別控除が受けられる。
 10万、55万、65万の控除が受けられる。
・損益通算ができる
・損失の繰越しができる
・失業手当が受けられない
・青色申告は複式簿記などの必要があり、手間がかかる

会社員として副業で開業届を出すか、出さないか、で一番悩むのがデメリットにある
失業手当が受けられなくなるという点です。

結構悩ましい点ですが、例えば社会人になり、失業手当を受けたか、受けていないか。
それによっては開業届を出すか出さないかを考えても良いと思います。

人それぞれ、状況によっては開業届を出したことで、失業手当が受けられなくなったら生活が守れなくなるかもしれないですから。

私の場合は、退職した次の日から働いていることが多いので、失業手当が受けられなくても問題ないかなと思います。
そもそも今の会社で長年働いているし、辞めても次も見つかると思うし。

なので、開業届を出しました!

以上

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次